危険物取扱者の資格を持っているとこんな仕事ができる!

タンクローリー

就職や転職に有利ということで、人気の高い国家資格「危険物取扱者」。
特に乙種4類、通称乙4は危険物取扱者の代名詞になるくらい、受験者が多いことで知られています。
では、危険物取扱者の資格を取るとどのような職場で働けるのでしょうか?
また、どのような仕事をすることができるのでしょうか
そこで今回は危険物取扱者の資格が役に立つ職場をご紹介しましょう。
危険物取扱者が必要とされる場所というのはガソリンスタンドというイメージが強いのですが、それだけではないのです。
危険物取扱者の取得を考えているという方はぜひ読んでみてくださいね。

目次

  1. 危険物取扱者ができることとは?
  2. 危険物取扱者を必要としている職場とは?
  3. 万が一事故が起きてしまったら?
  4. 危険物取扱者の資格を取得するには?

1 危険物取扱者ができることとは?

この項では、危険物取扱者の資格保持者が行えることをご紹介していきます。
危険物取扱者の資格保持者がいなければ、こんなこともできなくなってしまいます。

危険物を取り扱うことができる

危険物取扱者は文字通り危険物を取り扱うことのできる資格です。
甲種を持っていればすべての危険物を取り扱うことができます。
乙種は資格を取得した類の危険物を取り扱うことができます。
この「取り扱い」というのは、無資格者が危険物を取り扱うのを監督することも含まれています。
たとえばセルフ式のガソリンスタンドでは車の持ち主が給油していますね。
これは無資格者による危険物の取り扱いになります。
ですから、セルフ式のガソリンスタンドには、必ず危険物取扱者が常駐している必要があるのです。

危険物の保安点検をすることができる

危険物を取り扱っている場所では、危険物が一定の数量、保管されていることが多いです。
保管庫は当然厳重に管理されていますが、定期的に点検をする必要があります。
危険物取扱者はそんな保管庫の保安点検をすることが可能です。
また、危険物の保管庫には、専用の保安作業員がついている場合もあります。
この保安作業員は無資格者でもなることができますが、それを監督する立場になる場合は、危険物取扱者の資格が必要なのです。

タンクローリーなどを運転できる

ガソリンや軽油など危険物を移動輸送するのにつかわれるのがタンクローリーです。
これは危険物取扱者が同乗していなければ動かすことができません。
しかし、タンクローリーは二人乗りですから、運転手と危険物取扱者をのせると効率が悪いでしょう。
つまり、危険物取扱者が運転をする必要があるのです。
ですから、タンクローリーの運転手は危険物取扱者を取得している方がほとんどなのです。

3 危険物取扱者を必要としている職場とは?

では、どのような職場が危険物取扱者の資格保持者を必要としているのでしょうか。
この項では、危険物取扱者の求人が多い職場や、危険物取扱者の資格を持っている人が就職に有利な職場をご紹介しましょう。

危険物を取り扱っている職場

ガソリンスタンドに代表される危険物を一定の数量取り扱っている職場は必ず危険物取扱者の資格保持者が必要です。
ガソリンスタンド以外にも、化学工場なども危険物を扱っているところは多いでしょう。

危険物を製造している職場

危険物を製造している職場も、危険物資格保持者が必要です。
また、危険物を製造している職場では、完成した危険物を出荷しなければなりません。
その為の運転手としても危険物取扱者が必要です。ですから、同時に大型免許も取得しておくと給与がアップしたり就職できる場所が増えたりするでしょう。

危険物を保管している職場

石油プラントなどの、危険物を大量に保管してある職場も危険物取扱者を必要としています。
危険物というのは、ただ保管してあるだけでも扱いが悪ければ発火や爆発の危険性があります。
ですから保安にはとても神経を使うのですね。
また、危険物は保管の仕方が異なると、その分だけ危険物保安監督者が必要です。
この保安監督者も危険物取扱者でないと就くことができません。
ですから、保管場所の規模によっては複数の危険物取扱者が必要です。
なお、危険物保安監督者になるためには6か月以上の危険物を取り扱う実務経験が必要ですので注意しましょう。

3 万が一事故が起きてしまったら?

危険物というのは、どんなに取り扱いに気を付けていても事故が起こる場合があります。
特に大地震が起これば人間の力では危険物が爆発したり炎上したりするのを食い止められません。
事故が起こってしまった場合、危険物取扱者は速やかに消防に連絡して危険物の種類を告げ、消化方法を支持しましょう。
特に危険物保安監督者になっている場合は、危険物の保安の責任者ですから、的確な対処法が求められます。
その為に、危険物取扱者の資格保持者で、危険物を取り扱う仕事をしている人は3年に1度の保安講習の受講が義務化されています。
これを怠ると危険物取扱者の資格の返納を求められる場合もあるので、十分に注意しましょう。
また、新しく危険物を取り扱う仕事に就くという場合は、1年以内の講習の受講が義務付けられています。
忘れずに受講しましょう。

4 危険物取扱者の資格を取得するには?

危険物取扱者の資格を取得するには、資格試験を受けて合格する必要があります。
危険物は甲種、乙種、丙種の3種類があります。
甲種はすべての危険物を取り扱うことができますが、大学で化学に関する単位を取得しなければならない、などの受験資格がありますので気をつけましょう。
乙種、丙種は誰でも受験できます。
また、乙種のすべての類を取得すれば、甲種と変わりありません。
危険物取扱者の合格率はすべてを平均すると4割強と国家資格の中では高いほうです。
しかし、決して試験が簡単というわけではないので注意しましょう。
合格のコツはひとつの参考書を繰り返し勉強しつくし、同じように過去問を解くことです。
SATの教材はDVDとテキストと問題集の3種類がセットになった優れものです。
しかもどれもコンパクトにまとめられていますので、「分厚くて勉強する気がない」ということもありません。
また、DVDのテキストはスマートフォンやタブレットでも視聴可能です。
ですから、いつでもどこでも目からだけでなく耳からも知識を取得できるでしょう。
特に勉強するまとまった時間が取れない社会人の方や、全く知識がない状態から危険物取扱者の合格を目指すという方におすすめめです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は危険物取扱者が求められる職場についてご紹介しました。
まとめると

  • 危険物取扱者を求めている職場は多い
  • 危険物取扱者を求めている職場はガソリンスタンド以外にもたくさんある
  • SATの教材を利用して資格取得を目指そう

ということです。
危険物取扱者は資格保持者が多いですが、就職すると資格手当として50円~100円程度給与がアップする職場も多いです。
また、4類以外の乙種の資格保持者を欲している職場も多いので、余裕があれば乙種4類以外の資格にも挑戦してみましょう。
さらに、危険物取扱者の資格を持っていると、危険物保安監督者など別の業務にも就くことができます。
このような業務についた場合は資格手当や任務手当てが出ることも多いでしょう。
危険物取扱者は危険な仕事はしますが、決して体力勝負ではないので、女性でも十分勤め上げることができます。
ブランクがあっても職場復帰できることが多いでしょう。
危険物取扱者の資格というと男性が取得するものというイメージがありますが、現在は女性の資格保持者も増えているのです。


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